にんにく卵黄がガン予防や抑制をする効果があるのではないか?と疑問に思われる方がいると思います。
ここではにんにく卵黄とガンについて期待できる効果があるのかを解説しています。
にんにくにはガンの発症リスクが低減する可能性がある
まず、そもそもにんにく卵黄の原料となっているにんにくには、ガンを発症する危険性を低くする可能性があると、研究報告で発表されています。
しかし、にんにくとガン予防については、総合的な結論をだすほどの試験結果がないとされるのが現状です。
にんにくがガンにならないために必要な量などもわからず、加工したにんにくでもいいのかなど、あいまいで明確にはなっていません。
デザイナーフーズ計画で1位を獲得するにんにく
引用がん予防と食品 -デザイナーフーズからファンクショナルフーズへ-(PDF)
なぜ、にんにくがガン予防に効果があると言われているのかを解説します。
にんにくはアメリカの国立ガン研究所において、ガン予防や抑制に効果的な食品を推奨していく計画、「デザイナーフーズ計画」の中において1位となっている食品です。
長年の研究結果から、ガン予防や抑制に有効性があると考えられている野菜40種類を、1群から3群に分けてピラミッドの形に当てはめてランク付けし、頂点にいるのがにんにくになります。
しかし、このデザイナーフーズ計画ですが、1990年代からこの計画は始まり、予算のカットで1993年までしかおこなわれていません。
それでも計画が公開されたことでにんにくを含めた野菜の摂取量が増え、食生活が改善されたことで、アメリカでは1990年~1995年までの5年間で死亡率が毎年0・7%ずつ減少し、5年間で2・6減少しました。
このようなことから、にんにくがガンに対して予防や抑制に効果があると言われている理由です。
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すべてのガンに対して効果が期待できるわけではない
にんにくはすべてのガンに対して効果が期待できるわけではなく、胃ガンや大腸ガンの消化器官に発症するガンに対して予防の可能性があります。
タバコを吸っていてもガンにならない人もいれば、吸っていなくてもガンになる人もいるように、ガンの原因がわかっていない点も多く、確実な治療法も確立されていないのが現状です。
ガンといってもひとくくりにできるものではなく、生活習慣からガンになってしまうこともあれば、遺伝的な要因でガンになってしまうこともあるため、この点は理解しておいてください。
しかし、遺伝的な要因のガンではなく、生活習慣が要因のガンには、適切な改善をすることを意識付けることで、ガンになりにくくすることは可能です。
デザイナーフーズ計画でもにんにくが1位にあるように、ガン細胞を絶滅するまでにはいかないまでも、増殖を抑えて減少させる効果があるように、食習慣の改善としてにんにくを取り入れるのもおすすめです。
にんにく卵黄を飲んだからといってガン予防とはならない
まず、にんにく卵黄がガン予防の直接的な効果に繋がることはないでしょう。しかし、にんにくの成分が免疫力を高め、がん細胞の増殖を防いで新しい細胞を作り出す作用があるのは事実です。
そのため、生活習慣を改善するという目的でにんにく卵黄を飲むのは、とてもおすすめな方法だと思います。また、滋養強壮効果もあるため、健康体をつくるという意味でもにんにく卵黄は最適です。
ガンは昔とちがって治すことのできる病気となりましたが、見つかってから治療していくよりも、健康な体を毎日コツコツと作り上げていくことで、結果的にガンを予防していることになればいいですね。
まとめ
日本人の死亡原因の1位はガンですが、研究報告では半数ほどが予防できたという結果があります。
つまり、これは外部的要因によってガンになってしまった方が半数いるということです。生活習慣や食生活が乱れているのは、のちのガンにつながる可能性が高いということ。
ガンのリスクを上げないためにも、にんにく卵黄を飲み始めるのもいいかもしれませんね。
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